老後の生活を、楽しく過ごしていくために、孫や子供との生活も関連してきます。
近年では、シニア生活にも関係してくる、『お盆玉』が広がりをみせています。
お盆玉の相場はいくら位でしょうか?
お盆玉とは、いつから始まったのでしょうか?
お盆玉のポチ袋は発売されているのでしょうか?
紹介していきますね。
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Contents
お盆玉の相場はいくら?
『お盆玉』の平均金額が、あおぞら銀行で発表されました。
調査対象は、全国55才~74才の2070人で、インターネット調査が行われました。
『お盆玉』という言葉を知っているシニア層の割合は約29%にのぼり、2016年の約17%からアップしています。
2017年 | 2016年 | |
3,000円未満 | 15.1% | 16.8% |
3,000円~5,000円 | 18.4% | 15.8% |
5,000円~10,000円 | 39.8% | 38.4% |
10,000円~15,000円未満 | 23.8% | 27.5% |
15,000円以上 | 2.9% | 1.5% |
平均金額 | 5,900円 | 5,700円 |
出典:あおぞら銀行
『お盆玉』をあげる金額は、『5,900円』です。
前年の『5,700円』より200円上昇しています。
平均金額は、55才~74才男女の金額です。
男性平均予算は、6100円。女性平均予算は、5700円です。
おじいちゃんの方が、おばあちゃんより孫に対して奮発しています。
又、お盆玉の平均金額を、関東地方と関西地方で比較すると、関東地方は「6,300円」、関西地方は「5,800円」です。
関東地方のほうがやや高めという結果がでています。
平均金額ですので、『お盆玉』をあげる孫や子供の年齢によっても変わってきています。
認知度が、2016年より上がったとはいえ、まだ3割弱の認知度ですので、お年玉の金額のような年齢別の金額は発表されていません。
今後、認知度がもっと上がっていけば、年齢別の金額も発表されていくと思われます。
【2018年最新】お盆玉平均金額は?
2018年度のお盆玉の意識調査が、2018年6月15日~6月22日に三井住友カードのインターネット調査で行われました。
子供がもらうお盆玉の平均金額は9,345円。
お年玉は親、祖父母に加え、親戚などからもらうケースも少なくないことから平均21,960円であったのに対し、
お盆玉は祖父母からもらうとのコメントが多く、平均9,345円という結果となりました。出典:三井住友カード調べ
2018年度のお盆玉の平均金額は、2017年度の約1.5倍の9,345円となっています。
しかし、まだお年玉との金額の差は大きいです。
追記:2018年8月13日
お盆玉(おぼんだま)はいつから始まった?
『お盆玉』とは、年始にあげるお年玉同様、お盆休みに孫や子どもなどにあげるお小遣いです。
発祥の地は、江戸時代に山形県の一部地域にあった習慣にあります。
夏に、奉公人に、衣類や下駄などを渡す風習が、昭和初期に子どもにお小遣いをあげるように変化したと言われています。
「いつからはじまった?」と問われれば、江戸時代になります。
その風習が、昭和初期に「お盆玉」に変わったということになります。
初めは、全国的なものではありませんでしたが、企業が需要を見込んで、お盆玉に関わる商品を展開し、段々広がりを見せていきました。
企業が需要を見込むと「〇〇商戦」になってしまいますね。
お盆玉袋やお盆玉ポチ袋の発売は?
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需要を見込み、日本郵便や他の企業でも「お盆玉袋」「お盆玉ポチ袋」が発売されています。
日本郵便
「日本郵政グループ」の持株会社の「日本郵便」では、毎年お盆玉を入れるためのポチ袋を販売しています。
2018年は、ドラえもんやミッキー&ミニーのお盆玉ポチ袋を8種類発売しています。
参考:日本郵便「お盆玉袋」
ディズニー
お盆に帰省する孫のために、交通費を負担するシニアが半数を占めています。
あおぞら銀行の調査によりますと、帰省金額の負担費用は、31,900円です。
又、孫が帰省した時に支援する額は、交通費を除き46,100円です。
孫が可愛いといっても、あなたの孫出費の限度額を決めておきましょう。
孫出費の使い過ぎに注意です。