年を重ねてくると、お墓の問題もでてくるようになります。
私も、「老後にお墓を相続する人が居ない」というトラブルがおきました。
お墓を相続する人が居ない場合、どのように解決していけば良いのでしょうか?
お墓に関するトラブルは、どのようなことが起きているのでしょうか?
紹介していきますね。
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Contents
お墓を相続する人が居ない?
あなたは、お墓参りは、行かれますか?
私は、お墓参りにいって、手を合わせ、いろいろ報告してきます。
目を閉じて、手を合わていると、なんとなくほっとした気持ちになります。
ご先祖様を祀って敬うお墓ですが、「お墓を相続する人が居ない」などの問題も生じてきています。
実際、私にもお墓に関するトラブルがおきましたので、実例を紹介します。
お墓の掃除が出来ていない?
ある日、A霊園から、手紙が届きました。
手紙は、「お墓の草木が隣のお墓の敷地まではいってしまっていて、隣のお墓の人が迷惑している。管理費の支払いも滞っているので支払ってほしい」という内容でした。
A霊園のお墓は、数年前までは私の親が守っていました。
親も高齢にもなり、遠隔地でもあるため、墓じまいを行い、近くにお墓を引っ越したいと、親族に相談しました。
しかし、「お墓を引っ越すなら、あなたの伴侶のお骨だけ移動してください。あとは自分が墓守します。」と、親族に言われてしまいました。
私の親は、「移動するなら、みんな一緒に移動させたい。認めてもらえないか」と話しましたが、結局認めてもらえませんでした。
結局、自宅の近くのB寺にお墓を購入し、伴侶のお骨だけを移動しました。
お墓に入っている、お骨全てを一緒に移動させたいという親の気持ちもわかりましたが、親族が断固反対したので、諦めるしかありません。
しかし、近くなった伴侶のお墓参りに行く親の様子をみていて「可哀そうだけど、伴侶のお骨だけ移動して良かったのかも」と思っていました。
墓を相続する人が居なくなった?
その後、親族とは連絡はとらなくなっていたので、A霊園から手紙が届いても、理由がわからなかったのですが、元のお墓を守っていた親族が亡くなってしまっていたのです。
親族が生前中は、親族が管理費を支払い掃除もしていたようですが、親族が亡くなってしまった為、掃除も行えず、隣のお墓の方からの苦情の申し立てがあったようです。
その結果、A霊園が、以前管理費を払っていた私の親あてに手紙を送ってきたというわけです。
身内の墓のことで他人に迷惑はかけられない
親あてに手紙が届いたので、受け取った親はパニック状態です。
「だからお墓を引っ越すという時に、納得してくれていれば、こんな事にはならなかった」と言うわけです。
今更言っても、その時に戻れるわけではないし、お隣のお墓の人に迷惑をかけることは出来ません。
とにかく草木の処理とお掃除だけでもしなくてはいけません。
親は、年老いていて、とても行けませんので、私が行くことになりました。
お墓を相続する人がいない場合の解決策は?
B寺のお墓に、私の親のお骨は入っているわけですし、A霊園のお墓とB寺の2つのお墓の墓守はできません。
ですので、解決策を探して、最終的に墓じまいを行いました。
参考記事:⇒「お墓の相続は長男以外も可能?墓じまいする方法や解決策は?」
参考記事:⇒「墓じまいの時期や手順は?親族トラブルの実例や問題は?」
お墓のトラブル発生は?永代供養の倒産の問題も?
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お墓に関しては、様々なトラブルが発生しています。
永代供養をする会社の倒産したトラブル
終活ブームは、お墓を運営する会社にもいきわたっています。
後継ぎがいないと、「お墓をどうしよう?」と心配になるものです。
お寺が家族に代わって永代供養をしてくれる、共同墓はその点で安心です。
しかし、終活ビジネスも、ブームで競争が激しくなり、価格の競争になります。
お客さんを獲得しようとして、価格を下げるものの会社の継続が難しくなり、購入した永代供養をしてくれる会社が倒産するというトラブルが発生しています。
お墓がどこにあるかわからないトラブル
終活を行い、お墓を購入したにもかかわらず、お墓を購入した場所を、誰にも話してなかっため、お墓の場所がわからないというトラブルも発生しています。
お墓を購入したら、親戚や知人に話しておくことが大事です。
話しておけば、お墓がどこにあるかわからないというトラブルは避けることができます。
まとめ
お墓のトラブルは私にもおこりました。
今後、少子化になり、お墓のトラブルは、起こりえるかもしれません。
家族や親戚で話し合っておくことは、大切です。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事があなたの参考になれば幸いです。