長生きの生活習慣の方法として、様々なやり方がテレビやマスメディアで紹介されます。
しかし、信頼を得る答えというのは、実際にどれだけの人が健康になったかというデーターです。
週刊ポストに掲載された統計データーを元にした長生きする生活習慣の方法の13のコツと長生きの理由を紹介しますね。
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Contents
長生きの生活習慣 1.コーヒーを1日4杯飲む
研究データーは、米福祉省の50才~70才の男女の40万2260人の調査です。
コーヒーを1日4杯~5杯飲む人が、最も健康で、飲まない人に比べ死亡率リスクが12%低いという結果です。
がんによる死亡率は変化がでていませんが、心臓病、呼吸器疾患、脳卒中、感染症、糖尿病などの死亡リスクは、コーヒを飲む人の方が低いという結果がでています。
コーヒーを1日4杯飲む人が長生きの理由は?
コーヒーは、体内の活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑えるポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールの働きが、動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳卒中を予防するためです。
ポリフェノールは、他にも赤ワインに多く含まれています。
「赤ワインが体に良い」と、聞いたことはありませんか?
赤ワインが体に良いというのは、ポリフェノールの多さからきているわけです。
ポリフェノールとは?
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
ポリフェノールは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。また、ポリフェノールの種類により、独自の機能があります。水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、長期間効果は持続しないので、毎日こまめに摂取します。
出典:https://www.tyojyu.or.jp
長生きの生活習慣 2.減塩をしない
減塩は体に良いと聞いたことがありませんか?
しかし、この定説は覆されています。
研究データーは、世界17か国の男女の10万1945人の調査です。
食塩摂取量と過去3.7年間の死亡率の関係を調べたところ、1日当たりの食塩摂取量が、12.5gだと最も死亡率が低いとでています。
WHO(世界保健機関)の推奨する食塩摂取量は、5gです。
しかし、死亡率は1日の摂取量が12.5gの人たちが45%も低くなっています。
減塩しない人が長生きの理由は?
塩分は、人間の生活に不可欠な栄養素です。
過度に減塩すると、体温が低くなり免疫力が低下します。
塩分は体に悪いのではなく、要は体の外へ出す方法をとることが健康に繋がります。
塩分をとって体内で利用して、運動して汗でながしたり、尿で排泄するように心がけます。
塩分(特に自然塩)には、新陳代謝を促す働きがあり、体温を上げたり、体内の有害物を解毒します。
無理なく塩分摂取して、スポーツや入浴、サウナで十分に発汗するようにすれば、健康的ということです。
長生きの生活習慣 3.辛い物を週3回以上食べる
「辛さ」にも長寿効果があります。
研究データーは、中国人男女の48万7375人の調査です。
約7年間の追跡調査の結果、週3~7回辛い食事をとる人の死亡リスクは14%低くなっています。
辛い物を週3回以上食べる人が長生きの理由は?
辛み成分のカプサイシンが、血管を拡張して体を温め、代謝を促進するためです。
カプサイシンとは?
カプサイシンは体内に取り込まれると、中枢神経を刺激して、アドレナリンなどのホルモン分泌を促進させる作用があるそうだ。アスリートにとって必要不可欠な闘争本能を駆り立ててくれるというわけだ。また、エネルギー代謝も盛んになり、体脂肪の分解が進むという。つまり、脂肪燃焼を促進し、減量をサポートしてくれる働きもあるということ。唐辛子を食べると体が熱くなったり、発汗作用があったりすることからも想像がつく。出典:https://gendai.ismedia.jp/
長生きの生活習慣 4.魚を週2回以上食べる
研究データーは、米ハーバード公衆衛生大学院が、65才以上の2692人におこなった調査です。
16年間の追跡調査の結果、魚を週2回以上食べると、食べない人より17%低下しています。
魚を週2回以上食べる人が長生きの理由は?
サケやマグロ、イワシなどの青魚に含まれるオメガ3脂肪酸の血中濃度が高くなります。
オメガ3脂肪酸は、心疾患リスクを下げる働きがあります。
オメガ3脂肪酸とは?
糖尿病リスクを低下させるために必要なのは、悪玉のLDLコレステロールを増やさないことだ。
日本人は世界的にみて魚をよく食べているが、魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸は、糖尿病リスクを下げる効果があることが、最近の研究で分かってきた。出典:http://www.dm-net.co.jp/
長生きの生活習慣 5.1日1杯お酒を飲む
研究データーは、イギリスの研究チームが、男女の48万7375人に9年間追跡調査をおこなった結果です。
1日1杯飲酒する人が最も死亡率が低く、全く飲まない人に対して死亡率が17%低いです。
1日1杯お酒を飲む人が長生きの理由は?
1日1杯程度の飲酒は、動脈硬化を抑制する善玉コレステロールを値を上げ、血液の循環を改善する効果があります。
只、飲みすぎは肝臓を痛めるリスクがあるので、気をつけましょう。
善玉コレステロールとは?
コレステロールは油なので水に溶けません。
そこで肝臓で、コレステロールは低比重リポたんぱく質(LDL)と よばれるたんぱく質と結びつき、血液にとけこみ、 細胞まで運搬されていきます。LDLはまるで、街角の各家庭まで荷物を宅配する宅配車のようです。
でも、コレステロールを摂取しすぎると、血清中にLDLが充満、 高脂血症となります。
このようLDLはにコレステロールの濃度を高めるため、
悪玉コレステロールと呼ばれています。出典:https://admcom.co.jp/
長生きの生活習慣 6.退職せず仕事を続ける
研究データーは、ギリシア人の、男女の1万6827人にを約7年間のあいだ追跡調査をおこなった結果です。
65歳以上で仕事を続けている人は、仕事を辞めてしまった人に比べ死亡率が11%低いです。
退職せず仕事を続ける人が長生きの理由は?
通勤など屋外にでる機会が増えることで運動不足も解消されます。
又、運動をすることにより、動脈硬化などの疾患になりにくい可能性があるためです。
長生きの生活習慣 7.友達が多い
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研究データーは、米ブリガムヤング大学が、30万8849人にを約7年半のあいだ追跡調査をおこなった結果です。
豊かな人間関係であると感じている人は、孤独だと思っている人に比べて死亡率が33%下がっていました。
友達が多い人が長生きの理由は?
孤独でないことも長生きの大きな要素です。
つながりがあるほど、外に出かける機会が増え、ストレスの解消になります。
職場との関係が切れて孤独になりがちな場合は、家族や友人と人間関係を深めていくことも大切ですね。
長生きの生活習慣 8.小太りである
研究データーは、米疾病対策センターが、288万4709人に調査をおこなった結果です。
肥満の目安のBMIが、過体重(BMI=25~30)の人は、普通体重(BMI=22)の人に対して、死亡リスクが6%低いという結果です。
BMIの計算方法の数式です。
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
私は、このデーター結果には、少し驚きました。
只、あくまでも太りすぎではなく、小太りということです。
BMI35以上の肥満では、死亡率が普通体重より29%上がります。
小太りの人が長生きの理由は?
適度な脂肪がある方が、アディポネクチンという善玉ホルモンが分泌されます。
その為、糖尿病や動脈硬化を予防します。
アディポネクチンとは?
アディポネクチンは体の脂肪(脂肪細胞)から分泌されるホルモンです。
脂肪と聞くと、食べたものをエネルギーとして貯蓄したり、
体の体温を正常に保つための役割と考えられてきました。
しかし近年の研究により、脂肪細胞は様々な生理活性物質を分泌することがわかってきました。出典:https://www.burgmueller.com/
長生きの生活習慣 9.週3時間半の読書
研究データーは、米エール大学が、50才以上の3653人に12年間追跡調査をおこなった結果です。
毎週の読書時間が3.5時間超えの人は読書をしない人に比べ、死亡率が20%低いです。
週3時間半の読書が長生きの理由は?
本を読むと、脳の血液が改善されて記憶中枢が活性化されます。
全身の司令塔である脳の血液を改善することが長生きに繋がる理由です。
長生きの生活習慣 10・貧乏ゆすりをする
貧乏ゆすりが長寿につながると聞いても、私はできれば遠慮したいと思うのですが、結果としては長生きに繋がるとでています。
研究データーは、米エール大学が、50才以上の3653人に12年間追跡調査をおこなった結果です。
1日5~6時間座っていて貧乏ゆすりをする人は、ほとんどしない人に比べ死亡リスクが37%低下しています。
貧乏ゆすりが長生きの理由は?
揺すって足を動かすことが、血行を改善して血栓を予防し心不全を防ぐためです。
小刻みに足を動かすことで適度な刺激が筋肉に伝わり、全身の血行を促す効果がある為です。
むくみの解消にもつながり、長時間の着座により血栓ができることで発症する「エコノミークラス症候群」の予防にも有効になります。
又、下半身の冷えの解消にもつながります。
実験で、3分間貧乏ゆすりを続けると、ふくらはぎの皮膚の温度が1℃上がったという結果がでています。
長生きの生活習慣 11.犬を飼っている
研究データーは、スウェーデンのウブサラ大学が、343万2153人に12年間追跡調査をおこなった結果です。
犬を飼っている単身者は、飼っていない人と比較すると死亡率が33%低いです。
飼い犬とのコミュニュケーションで感じる気持ちは、孫とのやりとりに等しい位と言われています。
私も、犬を飼っていますが、「本当にかわいくて、犬を置いて、先に逝けない。犬の為にも長生きしないという気持ち」にもなります。
犬を飼っている人が長生きの理由は?
飼い犬を散歩させることが適度な運動になり、他者とのつながりをもつことができます。
犬とスキンシップをする幸せホルモンが分泌されストレスが緩和されます。
長生きの生活習慣 12.週1~2回運動する
研究データーは、英国ラフパラー大学が、イギリス人6万3591人におこなった調査結果です。
週1~2回運動する人は、全くしない人より死亡率が34%低いです。
週1~2回運動する人が長生きの理由は?
運動はさまざまな効果をもたらします。
運動することにより心肺能力を高め、筋肉量の低下を防ぎます。
又、体のバランス能力の維持にも役立ちます。
運動することにより、メンタルヘルスの面でも効果をあらわし長寿に繋がります。
長生きの生活習慣 13.テニスをする
研究データーは、豪シドニー大学が、30才以上人8万306人におこなった調査結果です。
「テニスなどのラケットスポーツ」「ランニングなどの走るスポーツ」「水泳」「エアロビクス」「自転車」「サッカーなどのフットボール」6分野と死亡率の関係で、一番低かったスポーツは「テニス」の47%でした。
「水泳」「エアロビクス」「サイクリング」と続きます。
テニスをする人が長生きの理由は?
私もテニスを行っています。
テニスは、相手の動きを常に判断したり、瞬時に対応方法を考えます。
その為、脳が鍛えられるためと考えられます。
テニスを行うとストレスに対する脳の動きがUPします。
ストレスに強くなることにより、病気をしにくくなり長寿につながると考えられています。
まとめ
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13の方法は、データー結果に基づいた、実際に長生きした生活習慣の方法です。
かんたんにできる方法もありますね。
あなたも、出来ることから始めてみませんか?
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。