老後貯金

老後貯金をあなたは貯めていますか?

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成30年)の調査結果が発表されました。

 

60才代・70才代以上の老後貯金額の平均額や中央値はいくらでしょうか?

老後貯金額の割合はいくら位か、貯蓄の方法は何でしょうか?

50才代のデータと共に紹介しますね。

老後は何才から?

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そもそも『老後』というのは、何才からをいうのでしょう?

経済的な面からいえば、60才を過ぎたとしても、定期的な収入が入ってくるうちは、『老後』とは考えないかもしれません。

 

現在の企業は、60才定年としても、60才以降も契約社員として再雇用する企業も多いです。

 

まわりの60代の人達を見ても、まだまだ働いている人が多いですね。
60代といっても、体は動くし、家に居ても時間を持て余してしまうようです。

 

老後は、何才からと一概に言わず、退職リタイア後を『老後 』と考えれば良いのではないでしょうか?

老後貯金の金融商品保有額の平均額や中央値は?

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60才代老後貯金の平均額は、貯金額が多い世帯が、平均値をあげる傾向にありますので、中央値も載せています。

70才代以上の金融資産保有世帯の割合と平均金額や中央値はいくら位でしょうか?

 

50才代は現役世代の人が多いので、老後にはなりません。

しかし、当ブログは50才代の訪問者の方が多いので、50才代も比較対象として紹介しますね。

総数
(金融資産保有世帯)
100

万円未満

100

200万円
未満
200

300万円
未満
300

400万円
未満
400
~500万円
未満
500~
600万円
未満
700

700万円
未満
1,000

15,00万円
未満
1,500
~2,000万円
未満
2,000
~3,000万円
未満
3,000
万円以上
無回答 平均 中央値
万円 万円
世帯主の年令別
世帯主の年令別
60才代 (665) 2.7 3.2 2.3 3.5 2.9 8.7 7.1 15.3 10.5 12.3 23.9 7.7 2,415 1,500
70才以上 (655) 3.5 2.4 3.7 3.8 2.6 8.9 6.7 12.2 7.8 13.4 25.6 9.3 2,565 1,500
50才代 (535) 4.9 5.4 3.7 5.0 2.2 6.9 8.4 13.5 11.2 14.0 14.8 9.9 1,828 1,186

出典:https://www.shiruporuto.jp/

60才代の平均金額、中央値は?

60才代の貯金平均額は2,565万円です。
中央値は、1,500万円です。

50才代の貯金平均額は、1,828万円です。
中央値は、1,186万円です。

60才代で貯金額が増えるのは、退職金等の収入があるためでしょう。

 

70才代の平均金額、中央値は?

70才代の貯金平均額は2,410万円です。
中央値は、1,500万円です。

60才代の中央値と同金額になります。

 

70才代になると、収入は年金と言う世帯がほどんどでしょう。

貯金額は、増えても微増になるのではないでしょうか?

 

50才代・60才代・70才代の預貯金口座有無や現在保有している金融商品は?

 

総数 口座を保有している 口座を保有していない 預貯金 金銭信託・貸付信託 積立型保険商品 個人年金保険 債券 株式 投資信託 財形貯蓄 その他金融商品 いずれも保有していない 無回答
世帯主の年齢 60才代 (853) 99.2 0.8 97.9 2.8 54.0 26.8 4.7 21.2 15.7 6.7 2.6 1.3 0.6
70才以上 (917) 99.3 0.7 96.2 2.6 46.6 17.9 6.5 20.2 13.8 3.6 3.2 2.3 0.5
50才代 (648) 99.7 0.3 97.7 1.7 60.8 37.3 4.0 20.2 12.8 19.4 4.5 0.9 0.0

出典:https://www.shiruporuto.jp/

 

貯蓄方法は、やはり預貯金が高い比率です。
利率が低いと言いながらも、安心な貯蓄方法から選ばれているのでしょう。

 

50才代、60才代、70才代以上でも、貯蓄口座を保有していない人が、1%未満ながら居ますね。

 

まとめ




「家は貯金がたまらない」ということであれば、家計を見直して、無駄な出費がないか考えてみましょう。

収入金額と支出金額がわからないことには、家計の管理も出来ませんし、貯金もできないでしょう。

老後貯金が心細いということであれば、働ける場所があるのであれば、働くことも生きがいにもなります。

近年は、65才を過ぎても元気に働いている人もいますし、地域のシルバーセンターなどでもシニア向けの仕事を斡旋している自治体もあります。

老後貯金は、無いより有った方が良いですよね。

最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。