老後を迎えていくと、お墓を相続する人や、守る人が居ないという問題が発生しています。
長男が近くに居ない場合や、女の子供しか居ない場合など、お墓の相続は長男以外でも可能なのでしょうか?
お墓を相続する人が居ない場合の解決法の墓じまいする方法や、墓じまいの意味を紹介しますね。
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Contents
お墓の相続は長男以外も可能?
私の父は、長男ですが、亡くなっています。
長男なので、長男の家族の私の母親がお墓を相続していました。
しかし、お墓のあったB寺が遠方なので、お墓をA寺に引っ越したいと、父の弟や親族に相談しました。
しかし、叔父や親族は、「祖先のお骨は、B寺にそのまま置いておいて欲しい」ということで、父親のお骨だけ、A寺に引っ越ししました。
お墓の相続は、家族間の話し合いで、長男以外が相続しても可能ということです。
しかし、お墓をわけるということは、トラブルの原因になります。
私の場合は、B寺でお墓を守っていてくれると思っていた叔父が亡くなっていたことがわかり、B寺でお墓を守ってくれる人が居なくなってしまったわけです。
B寺の担当者は「墓じまい」を、提案してくれました。
墓じまいの意味や方法は?
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墓じまいの意味は?
お墓を相続する人が居なくなってしまった場合、解決方法を探さなくてはいけません。
B寺の担当者は、事情を理解してくれて「昨今は、少子化などで、お墓を守る人が居ない。相続をする人が居ないという問題は、多々発生しています」と、相談にのってくれ、墓じまいを提案してくれました。
墓じまいは、現在あるお墓を撤去し、遺骨を他の墓地に移転したり、永代供養墓地に改葬することです。
2つのお墓は守ることは、実際 無理です。
しかし、お墓を守る人が居ないという事実を知ったうえで、元のお墓をそのままにしておくことはできませんし、自分でも気持ちのよいものではありません。
丁寧にお墓をしまえばご先祖様も納得してくれるのではないかと思い、私も行動に移しました。
近年では、墓じまいは、メディアでも取り上げられるようになりましたね。
墓じまいの方法は?
墓じまいの方法は、どのようにするのでしょうか?
墓じまい ①納骨先探し
お墓をしまうことを決めたら、納骨先を決めます。
納骨するお寺が決まっていれば、そのお寺でも良いですし、新しいお寺を探すか、永代供養にするか決めます。
墓じまい ②業者探し
納骨先が決まったら、墓じまいの業者を決めます。
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私の実例です。
私の場合は、石材店は、お墓を作る時だけでなく、お墓をしまう処理もしてくれるとのことで、B寺の近郊の石材店を3店紹介してくれました。
石材店には、お墓の広さや形を伝えていてくれたので、数日して見積書が届きました。
見積書を見ての感想は、「ウソ!?こんなに高いの?」
1店目に届いた石材店の見積書が、100万円位で一番高かったので、余計にびっくりしたわけです。
その後、2店目や3店目の見積書が届いたわけですが、石材店によって値段がバラバラです。
「なんで、B寺からの紹介で同じ作業を行うのに、こんなに値段が違うんだろう」ということで不信感をもち、自分で業者を探しました。
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墓じまいをしてくれる業者は、お墓からの紹介でなくても良いです。
親身に相談にのってくれて、良心的な業者もあります。
あなたが、納得する業者を探してくださいね。
まとめ
お墓の相続は、長男以外でも可能です。
しかし、お墓の相続ができない場合は、墓じまいで解決するしかないかもありませんね。
関連記事:
⇒「お墓を守る人が居ない?お墓のトラブル発生の実例は?」も、ご覧ください。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事があなたの参考になれば幸いです。