すぐ死ぬんだから
内館牧子さんの【すぐ死ぬんだから】は【終わった人】の次の出版本です。

題名【すぐ死ぬんだから】のとおり、主人公は76才女性ハナさんです。

 

【終わった人】は、舘ひろしさん主演で映画でも上映された話題作です。

私は【終わった人】の本も読みましたし、映画も見ました。

【終わった人】は、面白くて1日で読み終えた内容だったので、次回作も期待ということで【すぐ死ぬんだから】読みました。

あらすじネタバレや感想、考えたことを紹介しますね。

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【すぐ死ぬんだから】あらすじネタバレや感想は?

【すぐ死ぬんだから】作者は内館牧子さん

内館牧子

出典:朝日新聞社

【すぐ死ぬんだから】作者は、内館牧子さん。

 

内館さんの小説って面白い作品が多くて、私は好きです。

【終わった人】の文庫本も面白くて、一日で一気読みしてしまいました。

 

内館牧子さんは、NHKの連続テレビ小説「ひらり」(1992年)や大河ドラマ「毛利元就」(1997年)などの脚本を手掛け、著書は70冊を超えています。

内館牧子さんの原作のテレビドラマの「週末婚」「年下の男」など、興味ありで見ていました。

内館作品は、人が思うことをズバッとついてくる軽快さがありますね。

 

【すぐ死ぬんだから】あらすじネタバレは?

【すぐ死ぬんだから】は、2018年8月に初版が発行され、本編317ぺージの単行本です。

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と営んでいた酒店を息子雪男に譲り、隠居生活をしている。人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。だが、岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。出典:https://www.amazon.co.jp/

 

ネタバレを知りたくない人は、↓読み飛ばしてください。

ハナさんは、78才。

年をとって、ヨレヨレしたまま「すぐ死ぬんだから」と、努力しない周囲の老人を嫌います。

同窓会に行く途中にシニア向け人気の「月刊コスモス」の「こんなステキな人いるんです」の読者モデルの掲載で声をかけられます。

女性は、何才でも、若く見られたいという気持ちはあるはずです。

78才でもアンチエイジングを意識して、ファッションや美容に気を配り、若く綺麗に見られたいと思って過ごしているので、読書モデルにと言われれば喜びもひとしおです。

その後の同窓会では、「若作り」と言う同級生二人に、読者モデルになったことを自慢して、帰宅しします。

 

「ハナは俺の宝」「ハナは俺の自慢」「ハナと結婚したことが人生で一番良かった」と吹聴する旦那の岩造にも「月刊コスモス」の掲載欄を見せ、ルンルン気分のハナさん。

 

その幸せな時間も、岩造の突然の死で「天国から地獄」へ突き落されます。

 

「ハナは俺の宝」「ハナは俺の自慢」「ハナと結婚したことが人生で一番良かった」と吹聴する旦那の岩造に愛人が居たのです。

愛人だけではなく、隠し子も。

 

のぼり調子のハナの人生が、急降下の展開になり、その後のハナの人生が描かれています。

その後の展開に、興味をもったのであれば、【すぐ死ぬんだから】読んでみてくださいね。

【すぐ死ぬんだから】感想と考えたこと

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他の年寄りと一緒にしないでと思い、自分を磨いていて、同窓会の同級生のなかでも目立っていたハナさん。

同級生にシニアモデルになったことを自慢してきたけど、それどころではありません。

しかし、「若作り」と言っていた二人のうち、一人が認知症になり、ハナさんに会いたいといいます。
心の中では、羨ましがっていたため、認知の症状がでたときに正直な気持ちになったのでしょうか?

 

信用しきっていた岩造に愛人と隠し子が居たなんて、天地がひっくり変える出来事でしょう。

「女性の浮気はばれないけど、男性の浮気はばれる」という話を聞きます。

浮気を40年近くもばれないでいれるのか?という疑問も湧きましたが、ハナが岩造のことを余程、信用しきっていたということでしょう。

まだ、「うちの旦那は女癖が悪くて、愛人の一人くらい居るかも?」と思っていたほうが、衝撃が少なかったはずです。

 

おまけに、隠し子に岩太郎という名前をつけた岩造。

「あんたは、何をかんがえているんだ」

ハナもハナの家族も思っているけど、私も言ってやりたいですわ。

 

80才手前にして衝撃に耐え、おまけに愛人相手に啖呵を切りながら、終盤には菩薩になっていくハナさん。

あなたも人が良いです。

私は、ハナさんに同感という気持ちはもてませんでした。

 

そこまで馬鹿にされたようなことをされても、愛人や愛人の息子の相談相手になれるのでしょうか?

内館牧子さんは、「すぐ死ぬんだから」と考えれば、こわいものもなしということを伝えたかったのでしょうか?

【終わった人】を読んでの感想は「面白かった~」だったけど、【すぐ死ぬんだから】は、最後まで?モードでした。

 

関連記事:

【終わった人】原作のあらすじネタバレと感想!映画化のキャストは?

 

まとめ




本を読んだ感想は、人それぞれ違います。

私は?モードの感想だけど、面白いと感じる人も居るでしょう。

只、【すぐ死ぬんだから】の内容は、テーマのひとつの「終活」については、読んで気づかされることもありました。

残りの人生の方が少なくなってきた世代としては、健康なうちにやりたいことを行い(他人に迷惑をかけない)、今、現在をどのように生きていくか?

「終活」についても、考えるキッカケになるのではないでしょうか?

最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。