50代になり、老後が遠くないものになってくると、老後の生活について考えることもあるのではないでしょうか。
老後のお金については、先が見えない分、不安になってくるものです。
老後の生活の収入の柱は、年金です。
年金受取額の平均はいくら位でしょうか?
50代から老後資金の準備は必要でしょうか?
紹介していきますね。
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Contents
年金受取額の平均はいくら?
老齢基礎年金の受取平均額は?
「老齢基礎年金」は、20歳から60歳までの40年間保険料を納めた場合、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。
しかし、平成29年4月分からの年金額は、前年より減額となり、満額で779,300円になります。
年額で779,300円ですので、額面金額では、1か月約64,000円の計算になります。
あなたの年金受取額の確認方法は?
あなたが、老後に年金はいくら位受給できるかということを把握しておきましょう。
50代になると、毎年の誕生月に「ねんきん定期便」が届きます。
引用元:日本年金機構HP
はがきを見ると、一番右側の列に老齢基礎年金と老齢厚生年金の表示があります。
国民年金しか加入していなかった場合は、「老齢基礎年金」のみの受け取りになります。
会社員として働き、厚生年金に加入していた場合は、「老齢基礎年金」がプラスされた金額を受け取ることができます。
特別支給の基礎年金とは?
ハガキの右側から2列目に特別支給の老齢厚生年金の表示があります。
しかし、特別支給の基礎年金は、限られた人のみになります。
昭和60年の法律改正により、厚生年金保険の支給開始年齢が60才から65才に引き上げられました。
支給開始年齢を段階的に、スムーズに引き上げるために設けられたのが「特別支給の老齢厚生年金」の制度です。
「特別支給の老齢厚生年金」を受け取るためには以下の要件を満たしている必要があります。
- 男性の場合、昭和36年4月1日以前に生まれたこと。
- 女性の場合、昭和41年4月1日以前に生まれたこと。
- 老齢基礎年金の受給資格期間(10年)があること。
- 厚生年金保険等に1年以上加入していたこと。
- 60歳以上であること。
引用元:日本年金機構
あなたの年金の開始支給年齢は?
現在、50代の人は、老後に自分の年金が何才から貰えるのかわかりにくい年代です。
3年ごとに、支給開始年齢が異なっています。
同じ誕生日でも、男女によって違います。
又、誕生日が1日違うだけでも、年金の支給開始年齢が異なってきます。
昭和36年4月2日以降生まれの男性と、昭和41年4月2日以降生まれの女性の場合、基礎年金と厚生年金とも65歳からの支給となります。
引用元:日本年金機構
又、ねんきんネットでも、老後の年金の見込額を確認することができます。
是非、確認してみてくださいね。
参考:ねんきんネット
年金受取額の実際の受取平均金額は?
自分の年金額が確認できたとしても、額面金額どおり貰えるわけではありません。
年金が一定額以上の人は、税金が引かれます。
又、健康保険料や介護保険料などの社会保険料も引かれます。
平成27年度末現在の年金の平均支給額は、厚生年金は14万7千円、国民年金は5万5千円となっています。
50代から老後資金の準備は必要?
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老後に受け取る年金について、把握しておくことは大事です。
受け取れる年金額がわかれば、老後の生活に備えてどのようにすればよいか、考えることができます。
実際の老後の受け取り年金予定額を見ると、クラクラしてきます。
どう考えても、老後の生活費を年金だけで賄えると思えません。
足りないことがわかれば、対策方法も考えることができますね。
現在の生活費を把握することにより老後の生活費を考える
老後の生活費を考えるには、まず現在の生活費を把握することが大事です。
家計簿などで現在の収支がわかれば、現在の生活費を把握することができます。
私は、一応家計簿をつけているので、1か月の大体の生活費は把握しています。
現在の生活費の金額がわかれば、老後の生活費の金額も大体わかってきます。
老後は、現在より食費や交際費は減ると考えますが、老後の生活費は、抑えていく必要を感じます。
だからといって、カツカツの生活を送っていくのも楽しみがありません。
例えば、格安スマホにして通信費を節約したり、保険を見直しして毎月の支出を抑えるよなど工夫していければと考えます。
最新の老後の生活費の内訳は⇒【2018年】老後の生活費の内訳は?夫婦二人の平均額と一人暮らしの違いは?を、ご覧ください。
老後生活費の補填の方法は?
65歳を過ぎても、働いている友人が居ます。
勤務先から、「働ける間は働いてください」と言われたとのこと。
60歳過ぎてから転職した為、本人曰く「とても安い給料」だそうですが、「会社に居るのが嫌ではない」と、仕事を続けています。
老後の生活費の補填として、働く場所があれば、働くことも良いですね。
会社行くことが苦痛でなくて、給料も頂けるのであればベストです。
まとめ
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老後の生活費を、公的年金のみだけで賄えるという人は少ないのではないでしょうか?
50代は、老後資金を作っていくラストスパートの時期です。
・50代の老後資金の平均積立額について⇒50代の老後資金の平均積立額は?貯め方の方法は?を、ご覧ください。
老後資金が必要と感じたら、「iDeCo(イデコ)で自分で年金を作っていく」「不用品を処分しながら、お金に変える」など出来ることから始めていきましょう。
・50代のiDeCo(イデコ)加入について⇒「iDeCo(イデコ)はデメリットも多い?50代からの加入は損?」をご覧ください。
・50代の不用品の処分の方法は⇒「不用品をネットオークションに出品する方法は?ヤフオクは50代初めてでも簡単」をご覧ください。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。