脳

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老後も、自分のことが自分ででき、健康で生活をおくることができれば、身体能力は鈍くなりますが、「何とかできるのではないか」と考えます。

 

老後の生活の不安として、認知症になったり、病気になった場合の不安が大きいのではないでしょうか?

 

友人と会話をしている時、物忘れをしたりすると「認知症?」なんて、半分冗談で話しをすることがありますが、冗談でなくなるまで長くない期間なのではと思う時もあります。

周囲に、介護を必要とする人がいて、申請したり、場に立ち会ったりすると、次は自分の番なんて思いませんか?

 

認知症とは、どのような症状なのでしょうか?

予防法はあるのでしょうか?

 

一緒にみていきましょう。

認知症とは?

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認知症は、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなるため、さまざまな障害が残り、生活していく上で支障がでてくる状態です。

 

以前は、他の呼び方などもありましたが、2004年に厚生労働省による公募に基づいて【認知症】に統一されました。

 

認知症はアルツハイマーの割合が多い

認知症としてよく耳にする「アルツハイマー病型」が、半数以上を占め、女性に多い型になります。

アルツハイマーが、60%以上を占めるため、認知症=アルツハイマーと言われることが多いようです。

 

他の種類として、脳血管型認知症、レビー小体型認知症があり、男性に多い症状になります。

 

物忘れも認知症?

困る

物忘れは「加齢」によるものと「認知症」によるものがあります。

 

「加齢」による物忘れは、ヒントがあれば思い出すことができますが、「認知症」による物忘れは、物事自体を忘れてしまい、ヒントがあっても思い出すことが出来ません。

 

軽度の認知症は、物忘れが発端で、本格的に認知症が発病する10年位前から、症状がでる場合もあるようです。

 

判断能力の低下

料理をする時、調味料の量や手順がわからなくなったり、季節に合わない洋服を着たりします。

 

その他の症状として、物が無くなった、盗られたなどというようになったり、今日が何日かわからなくなったりします。

 

 

認知症の予防はできる!

老人

あまりなりたくない認知症ですが、認知症の予防ができるのか調べてみました。

 

生活習慣を気をつける

・食習慣-食生活で、肉・魚・野菜を食べる

・運動習慣-週3日以上の有酸素運動を行う

・対人接触-人とお付き合いをして話す

・知的行動習慣-文章を書く。文章を読む。ゲームをする

・睡眠習慣-30分未満の昼寝と起床後の2時間以内に太陽の光を浴びる

参考元:認知症ねっと

 

認知症の35%は予防できる

ランセット(英医学誌)は、認知症の3分の1は予防可能というレポートも発表しています。

 

認知症の予防可能な要因のリスクの度合い

  • 中年期の聴力低下 9%
  • 中等教育の未修了 8%
  • 喫煙 5%
  • うつ 4%
  • 運動不足 3%
  • 社会的孤立 2%
  • 高血圧 2%
  • 肥満 1%
  • 2型糖尿病 1%

引用元:NEWS JAPAN

 

中年期の聴力低下が、一番高い要因です。

喫煙や肥満は、自分の努力で変えることができるのではないでしょうか。

 

認知症の予防ができるということは、嬉しいことですね。

老後に向かっていくのにあたり、心掛ければ出来ることは行っていきたいものです。

 

 

 

認知症の疑いがでた時は?

もし、認知症などの疑いがでて、リハビリに通いたい、サービスを受けたいという場合は、介護保険の申請して介護認定が必要になります。

 

介護認定をうける

介護認定とは「介護保険を必要として支援を必要とする状態か、要介護度のレベルはどれくらいか」を判定してもらう手続きです。

 

介護保険の申請は、地域支援保険包括センターに行き、必要書類に記入して、申請します。

 

介護認定を受ける場合、自宅に調査員が来て、症状を聞きます。

身体の動きのチェックもしますが、質問して受け答えもチェックされます。

 

・忘れ物の度合いはどうですか?

・同じことを何度も言いませんか?

・物がなくなったという場合がありませんか?

・火を消し忘れたりしたことはありませんか?

・かんたんな計算はできますか?

 

などですね。

 

余談ですが、介護認定をうける場合、普段はできないのに、はりきって動いたり答えたりしてしまうことが、多々あるようです。

 

これは、親が介護認定を受けた時そうでしたし、友人や知人に聞いても同じことを言っていました。

 

良いところを見せなければいけないと思ってしまうのでしょうか?

 

介護認定は、調査員の判定と、主治医の意見書で判断されます。

もし介護認定を受ける場合に立ち会うようであれば、普段とおなじように行動するように伝えておいた方がよいです。

 

まとめ

先も見えないので、老後の生活が不安になることはあるでしょう。

いつかくる老後に備えて、自分でできることを考えていく必要はありますね。

 

最後まで、お読み頂きありがとうございます。

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。

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